思いをあなたに・・・第２４話「ちはるの自己紹介」 [思いをあなたに・・・]
思いをあなたに・・・第２４話「ちはるの自己紹介」
１．きれいになったぞうきん
２．疑問
西崎
「あんなに汚れていたぞうきんが・・・どうしてこんなにきれいになっているんだろう・・・あの子・・・？・・・・花に変えるとか言っていたけど・・・まさか・・・ね」
ちはる
「あっ！！西崎さん！」
３．おつかれさま
ちはる
「おつかれさま！！大変だったね」
西崎
「ちはるさん・・・」
ちはる
「！？どうしたの・・・元気ないね・・・」
西崎
「えっ！？そんなことないよ」
ちはる
「そう？」
西崎
「うん」
ちはる
「ん？そのぞうきん・・・」
西崎
「あっ！これは・・・」
４．洗い忘れたの？
ちはる
「それって佐藤さんが洗い忘れたやつ？」
ギクッ
佐藤
「うっ」
西崎
「あっ・・・これは・・・」
優子
「・・・・・」
佐藤
「・・・・・」
ちはる
「ああっ！！それを洗っていたから疲れたんだ・・・」
西崎
「えっ！？」
５．気にしなくてもいいよ
ちはる
「いいのよ！いいのよ！・・・佐藤さんに気を遣わなくても！！」
優子
「そうそう！」
佐藤
「いじわる！！」
ちはる
「あはは」
優子
「うふふ」
西崎
「・・・・・」
ちはる
「みずほ先生！」
みずほ
「なに？ちはるさん」
６．どこのクラスへ？
ちはる
「さくらさんはどこのクラス行くんですか？できればあとで会いに行きたいんですが・・・」
キラッ
みずほ
「ふふふ」
チャッ
ちはる
「なっ何ですか？その笑い」
佐藤
「こわ～い」
みずほ
「さあ・・・どこかしらね・・・」
ちはる
「？」
優子
「？」
佐藤
「？」
７．愛幼稚園
みずほ
「今日は私たちのクラスに遊びに来た愛幼稚園の皆さんです！！」
ちはる
「わあっ！」
キャハ
西崎
「あっ！」
みずほ
「暖かい拍手で迎えてください！！」
ワアアアアアア
パチパチパチパチ
かわい～
８．地獄耳
女子生徒
「わあっ！！かわいいっ！」
女子生徒
「ほんとっ！！」
女子生徒
「みずほ先生にもあんなに可愛いときがあったのかな？」
女子生徒
「ないっ！！」
みずほ
「聞こえたわよっ！！そこのふたりっ！！後で来なさい！！」
女子生徒
「じょっ冗談ですよ！！」
女子生徒
「そうそうっ！」
みずほ
「まったく」
みずほの方を見るちはる
みずほ
「ふふっ・・・それでは愛幼稚園の皆さんに自己紹介してもらいましょう」
どうやらみずほがこのクラスに来るようにしたみたい
桜
「はいっ！では皆さん・・・お姉さん達に元気よく自己紹介しましょう！太陽に負けないくらいにね」
新島詩織
「は～い」
女の子達
「は～い」
９．様子がおかしい
ちはる
「かわいい・・・」
相川みどり
「初めまして！！相川みどりです！！よろしくお願いします！」
ちはる
「んっ？西崎さん」
ちはる
「・・・どうしたんだろう・・・西崎さん・・・」
鈴木まどか
「鈴木まどかです。よっよろしくおねがいします」
ちはる
「そういえばさっきから元気なかったけど・・・んっ？」
ちはる
「あっ」
桜
「にこっ」
ちはる
「桜さん！！」
１０．緊張した子？
新島詩織
「・・・あっ・・・・・・・・」
女の子
「ん！？・・・どうしたの？詩織ちゃんの番だよ！！ねえっ？」
新島詩織
「・・・・・・」
女の子
「詩織ちゃんてばっ！！」
女の子
「・・・・・・」
女の子
「・・・・・・」
女の子
「・・・・・・」
ちはる
「ん？どうしたのかな？」
西崎
「あの子・・・確かあのときの子・・・」
１１．応援
みずほ
「・・・どうしたの？緊張しちゃったかな？」
佐藤
「かわいいっ緊張しちゃって！！」
女子生徒
「ほんと」
女子生徒
「がんばって！！」
新島詩織
「・・・・・・」
桜
「新島さん！」
新島詩織
「！？」
桜
「人との関わり合いははじめの挨拶からよ！がんばって自己紹介しましょう」
新島詩織
「うん・・・・」
１２．自己紹介
新崎詩織
「はじめまして新島詩織です」
新島詩織
「今日は皆さんと楽しい思い出を作りたくて来ました。どうぞよろしくお願いします」
パチパチパチパチ
新島詩織
「・・・・・・」
桜と目が合う詩織
その表情はとてもうれしそう
桜
「とてもいい挨拶よ」
新島詩織
「はい」
みずほ
「それでは最後に桜さんに挨拶してもらいましょう」
桜
「あっはいっ！わかりました。」
１３．幼なじみ
桜
「皆さん初めまして・・・愛幼稚園から来ました、担任の木下桜です・・・今日は皆さんに会えるのを本当に楽しみにしていました。皆さんの温かい歓迎に私たちは胸が熱くなる思いです・・・この熱い思いをいつまでも忘れない楽しい思い出を作っていきましょう」
桜
「青山さくらさんとは幼なじみなんですよ」
女子生徒
「へ～本当！？」
女子生徒
「ああっ！！ひょっとしてこの間言っていた幼なじみのさくらさん？」
ちはる
「うんっ・・・」
ちはる
「幼なじみっていうより・・・お姉さん・・・かな」
少し照れた感じで・・・
桜
「そうね」
ニコッ
女子生徒
「いいな！いいな！・・・私もあんなきれいなお姉さん欲しい・・・」
女子生徒
「私もほしいっ！」
女子生徒
「ほんと！ほんと！」
ちはる
「えへへ」
１４．いつまで？
佐藤
「さくらさ～ん」
桜
「あらっ？佐藤さん！！こんにちは！！」
佐藤
「こんにちわ！桜さんに質問！！」
桜
「なにかしら？」
ちはる
「イヤな予感」
佐藤
「ちはるは小さい頃おねしょとかしてましたか？」
ちはる
「こらあっ！！急になに言ってるの！！」
佐藤
「だって小さい子を見ていたら気になちゃって・・・・」
ちはる
「気になるんじゃない！」
女子生徒
「ど～なんですか～！？」
ちはる
「そこっ！！」
１５．からかわれるちはる
桜
「くすっ！それはな・い・しょっ！ちはるさん怒っちゃうからね」
佐藤
「ちぇっ」
ちはる
「桜さん！変なこと言わないでくださいよ」
桜
「ええ」
女子生徒
「アハハ！ちはるちゃんはおこちゃまだね・・・」
ちはる
「何か言った！？」
女子生徒
「な～にも」
女子生徒
「あははは」
ちはる
「アハハじゃない！！」
優子
「ちはるさん落ち着いて！！」
ちはる
「優子は黙ってて！！」
女子生徒
「あはは」
新島詩織
「・・・・・・・」
新島詩織
「・・・・・・・」
桜
「くすくす」
新島詩織
「んっ！？」
１６．幼い瞳に映ったもの
桜
「くすくす」
桜
「あはははは」
新島詩織
「・・・・・・・・」
１７．孤独
みずほ
「は～い！！ちはるさんのおねしょは後から聞くことにして・・・・」
ちはる
「先生っ！！」
みずほ
「良い思い出を作るにはまず名前から！今度は皆さんが元気よく自己紹介しましょう！！」
１８．ちはるの自己紹介・・・そして
みずほ
「それじゃあおねしょが気になるちはるさんから！！」
ちはる
「もうっせんせいたら！！」
ちはる
「コホン・・・私の名前は青山ちはるです・・・私も幼稚園にいたころにこの学校に遊びに来て、お姉さん達に楽しい思い出をいっぱいもらいました。楽しい思い出を一緒に作ってくれたお姉さん達と同じように・・・いいえ・・・それ以上の楽しい思い出を作っていきましょう」
女子生徒
「それでおねしょはいつまで！？」
ちはる
「うっさいな」
女子生徒
「あははは」
妖精
「くすくす・・・・楽しそう・・・・私もあの中に入りたいな・・・くすくす」
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