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思いをあなたに・・・第27話 「花の妖精」 [思いをあなたに・・・]

1.歓迎会


2.疑問


3.洗顔


4.聞きづらい雰囲気


5.なぜウソを?

 

ちはる
「あの子・・・誰?」


西崎
「・・・・・・」


ちはる
「西崎さんの親戚じゃないよね?」


西崎
「・・・・・・・うん」


ちはる
「じゃあ何であんなウソを!?」


西崎
「・・・・・」


西崎
「わからない・・・」


ちはる
「・・・・・・・」

6.知らない子

 

西崎
「私はあのとき「違います」って言うつもりだったのに・・・・・なぜか親戚だと言ってしまった・・・・・・・・なぜだろう・・・・・・今朝会ったばかりなのに・・・・・」


ちはる
「あの子の事、本当に知らないの?」


西崎
「うん」


コク


ちはる
「あの子・・・私のこと知っていたの・・・・」


西崎
「えっ!?」


ちはる
「・・・・・・」


西崎
「・・・・・・」

7.知っていた子

 

ちはる
「それにあの子の事も知っていたの・・・・・」


西崎
「あの子!?」


ちはる
「最近私にイタズラする男の子・・・・・」


西崎
「あの子が知っていたの?」


ちはる
「うん」


西崎
「人違いじゃないの?」


ちはる
「・・・・・」


ちはる
「その子ね・・・・胸にアクセサリーをしてるの・・・・・そのことは誰にも言っていないのに・・・・・あの子知っていたの・・・・・」

8.桜さんに連絡

 

ちはる
「そうだ!!桜さんに相談してみる!?」


西崎
「桜さんに!?」


ちはる
「うん」


ちはる
「桜さん霊感があるみたいで不思議なことに強いの!!」


西崎
「そうなんだ」


ちはる
「早速連絡してみるね」


西崎
「まって!!」


西崎
「今は止めましょう・・・病気の子を見ているだけで精一杯だと思うし・・・よけいな心配はさせない方がいいよ・・・・・もう少し様子を見てから判断しましょう」


ちはる
「うん・・・・分かった」

9.様子見・・・

 

ちはる
「でもあの子いったい誰なんだろう・・・・悪意があるとは思えないけど・・・・」


西崎
「そうね・・・・変わった様子があったら携帯で連絡し合いましょう・・・」


ちはる
「うん」



「くす」

10.楽しい日々

 

女子園児
「どうしたの恋ちゃん!?急に笑って?」



「うん!?今日は久しぶりに楽しいからね・・・つい笑っちゃたの」


女子園児
「ふ~ん・・・・・私は毎日楽しいよ」


女子園児
「私も楽しい!」


女子園児
「私も!」



「くすっ・・・いいわね」


新島詩織
「・・・・・・」



「あなたは毎日楽しい?しおりちゃん?」


新島詩織
「さくら先生がいれば毎日楽しいわ」



「今は彼女がいないから楽しくないのね?」


新島詩織
「ええ」

11.甘えん坊

 


「くすくす」


新島詩織
「なっなによっ!!」



「甘えん坊ね・・・まるで赤ちゃんみたい」


新島詩織
「なっ!!」



「呼んであげましょうか?桜さんを!?」


新島詩織
「うっ・・・・!?」


ぐらっ


新島詩織
「べっべつに呼ばなくてもいいわ!!」


プイ



「・・・・・」

12.免疫があるのかしら?


「おかしいわね・・・・免疫があるのかしら?この子・・・・」



「桜!!ああっ・・・そういうことか・・・・どおりでね・・・・」


女子生徒
「恋ちゃんこっちに来て遊ぼう」



「は~い」

13.心配事

 


「つらい?」


山下小雪
「平気です・・・・・」



「そう・・・もう少しで診てもらえるからね」


山下小雪
「はい」



「・・・・・・・」


山下小雪
「せんせい・・・」



「んっ!?なあに?」


山下小雪
「ごめんなさい・・・・私のせいで先生に迷惑をかけて・・・・・」



「気にしなくていいのよ・・・・・今はカゼを治すことを考えましょう」


山下小雪
「はい・・・でも・・・先生なにか悩んでいるみたいだから・・・・・」



「えっ・・・」

14.イタズラな妖精

 


「そうね・・・・・学校のみんなが気になるわ・・・・・それに・・・・・」


山下小雪
「?それに?」



「ひょっとしてイタズラな・・・・妖精が遊びに来ているかもしれないから・・・・・」


山下小雪
「ようせい?」



「花の妖精よ」


山下小雪
「私見てみたいな!!妖精さん!」



「そうね」


クス



「でも妖精さんはイタズラ好きで嫌いな子を・・・・」


山下小雪
「嫌いな子を?」

15.嫌いな子を・・・

 


「花に変えちゃうの・・・」


山下小雪
「花にっ!?こわ~い」



「ふふ」



「妖精は一緒に楽しいことをすると喜ぶから、そうしたら花に変えられないわ」


山下小雪
「うん」



「でも意地悪なことをすると花にされちゃうから・・・・・もし出会ったら優しく接してあげてね」


山下小雪
「はい!」


山下小雪
「さくら先生は妖精にあったことあるの?」



「ええ!あるわよ」


山下小雪
「本当?」

16.可愛い妖精

 


「ほら!!ここに!」


山下小雪
「?」



「私にとってあなたが可愛い妖精よ」


山下小雪
「えへへ」


山下小雪
「先生だ~いすき!!」



「うふふ」



「・・・・・・・大丈夫かしら・・・詩織さん・・・・」

 

28話に続く・・・


2007-02-08 18:00:00


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